低気圧の周辺で雲が発達
日本海の低気圧に向かって非常に暖かく湿った空気が流れ込み、形成されつつある前線の周辺で雨雲が発達しています。温暖前線に相当する雨雲の帯が中国・四国を通過中で、寒冷前線に相当する雲の帯が日本海から九州に近づいてきました。
活発な雨雲が通過している中国・四国では一部で雨が強まっていて、早朝には広島県北広島町・都志見で42.0mm、島根県浜田市・三隅で40.0mmの激しい雨を観測しています。
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活発な雨雲が通過している中国・四国では一部で雨が強まっていて、早朝には広島県北広島町・都志見で42.0mm、島根県浜田市・三隅で40.0mmの激しい雨を観測しています。
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北陸などで非常に激しい雨の降るおそれ
午後にかけては雨の範囲が広がり、今は晴れている九州でも北部から雨が降り出します。また、近畿や北陸、東海にも活発な雨雲が広がる見込みです。
雨が強まる可能性が最も高いのは北陸で、九州や近畿、東海も要注意となります。局地的には1時間に60mmを超えるような非常に激しい雨の降るおそれがあるため、道路冠水や河川・用水路の急な増水、土砂災害などに警戒をしてください。
関東も午前中に比べると雨雲が発生しやすく、本降りの雨の所が増えてきますので、帰宅時間帯には傘が必要となります。
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雨が強まる可能性が最も高いのは北陸で、九州や近畿、東海も要注意となります。局地的には1時間に60mmを超えるような非常に激しい雨の降るおそれがあるため、道路冠水や河川・用水路の急な増水、土砂災害などに警戒をしてください。
関東も午前中に比べると雨雲が発生しやすく、本降りの雨の所が増えてきますので、帰宅時間帯には傘が必要となります。
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明日は関東や東北、九州で強雨警戒
明日15日(金)の朝は、湿った空気が集まって雨雲が発達しやすい前線上の”キンク”と呼ばれる部分が、関東付近を通過する予想です。関東平野の大部分は本降りの雨となる程度とみられますが、南部の沿岸は発達した雨雲がかかって、雨の強まる可能性があります。
南東からの湿った風が吹き込む東北でも太平洋側を中心に強く降る見込みです。特に宮城県内は昨日13日(水)の大雨により土の中の水分量が多い状況ですので、少しの雨でも土砂災害の危険性が高まります。急な斜面など危険な場所に近づかないようにしてください。
また、前線が横切る九州には西から非常に湿った空気が流れ込み、雨雲が発達する見込みです。梅雨時期に大雨を降らせる典型的なパターンで、激しい雨が断続的に降るおそれがあります。災害の発生に警戒が必要です。
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南東からの湿った風が吹き込む東北でも太平洋側を中心に強く降る見込みです。特に宮城県内は昨日13日(水)の大雨により土の中の水分量が多い状況ですので、少しの雨でも土砂災害の危険性が高まります。急な斜面など危険な場所に近づかないようにしてください。
また、前線が横切る九州には西から非常に湿った空気が流れ込み、雨雲が発達する見込みです。梅雨時期に大雨を降らせる典型的なパターンで、激しい雨が断続的に降るおそれがあります。災害の発生に警戒が必要です。
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参考資料など
気象衛星可視画像:NICT-情報通信研究機構