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明日は西日本や東海、北陸で激しい雨 週末は全国的に大雨警戒

2022/07/13 16:32 ウェザーニュース

明日14日(木)は西日本から東海、北陸にかけて局地的に激しい雨の降るおそれがあります。週末は日本付近に停滞する前線の活動が活発で、全国の広い範囲で大雨に警戒が必要です。

低気圧や前線周辺で雨雲が発達

明日は日本海に「寒冷渦」と呼ばれる上空に寒気を伴った低気圧が進んできます。南西からは暖かく湿った空気が次々に流れ込んで、低気圧の周辺では大気の状態が非常に不安定です。

次第に前線が形成され、低気圧の中心から見て東側から南側にかけての領域で雨雲が発達しやすくなります。午前中から昼過ぎにかけては西日本の日本海側、夕方から夜にかけては東海、北陸で雨が強まり、局地的には1時間に60mmを超えるような非常に激しい雨が降る見込みです。

道路冠水や河川・用水路の増水や氾濫、土砂災害などのおそれがありますので、警戒が必要です。

関東は明後日朝に活発な雨雲通過

15日(金)早朝の雨雲の予想
明日14日(木)の深夜から明後日15日(金)の朝にかけては、前線が関東や東北を通過する予想となっています。南や南東から暖かく湿った空気が流れ込んで、前線付近で雨雲が発達する見込みです。

現時点では雨が強まるのは神奈川県の三浦半島や、千葉県の房総半島などの沿岸部とみられますが、東京都心などでも一時的に雨の強まる可能性があります。

雨のピークの時間や強い雨の範囲が少しズレた場合は、通勤・通学の時間帯に土砂降りの雨となりますので、明日の夜の時点で雨の情報をご確認ください。
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週末は全国の広い範囲で大雨のリスクあり

17日(日)の予想降水量
週末の16日(土)~17日(日)にかけて前線は日本付近に停滞する予想となっています。

南西からは暖かく湿った空気が流れ込む一方で、大陸からは寒冷渦と呼ばれる寒気を伴った低気圧が近づきます。性質の違う空気がぶつかり合うことで、前線の活動は活発になり、周辺では雨雲の発達しやすい状況が続く予想です。

西日本から北日本にかけての広い範囲で大雨となるおそれがあるものの、寒冷渦の動きの不確実性により、現時点では雨の強まる地域を絞り込むことは難しい状況です。こまめに最新の情報を確認し、大雨の危険性が高まってきたら、速やかに備えを進める必要があります。
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