facebook line twitter mail

熱中症警戒アラート 広島県など計5県に発表 明日12日(火)対象

2022/07/11 17:20 ウェザーニュース

環境省と気象庁は、明日12日(火)を対象とした熱中症警戒アラートを、広島県など計5県に対して発表しました。

対象エリアでは特に熱中症のリスクが高くなるため、こまめな塩分・水分補給はもちろん、室内でも無理せずにエアコンを使用するなど、熱中症予防を万全に行ってください。

万全の熱中症対策を

<熱中症警戒アラート発表 明日12日(火)対象>
 広島県
 長崎県 熊本県 大分県
 鹿児島県(奄美地方含む全域)
 
明日12日(火)の最高気温は熊本市や鹿児島市で33℃、広島市、長崎市、大分市では31℃の予想です。

雲が多く日差しが届きにくいものの、湿度が高く不快な蒸し暑さとなります。急な雨の可能性もあるため、汗拭きタオルや水分と合わせて傘をお持ちください。

暑さ指数(WBGT)が上がり、熱中症の危険性が非常に高くなるところがあるので、こまめな水分補給・塩分補給を行うなどの対策をしっかりと行ってください。
» 1時間ごとの気温を確認

熱中症警戒アラートとは

熱中症警戒アラートは、予想される暑さ指数(WBGT)に応じて発表される情報で、以前発表されていた高温注意情報を置き換えたものです。2021年から全国で本運用が始まりました。

環境省と気象庁は、暑さ指数が「危険」ランクの中でもさらに重要度の高い暑さ(WBGT:33以上)が予想される場合に「熱中症警戒アラート」を発表することを決めています。
» 関連記事 全国で熱中症警戒アラートが運用開始

暑さ指数(WBGT)とは

暑さ指数(WBGT)は国際的に用いられる指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい湿度、日射・輻射など周辺の熱環境、気温の3つの要素から計算されています。

熱中症患者発生率との相関が気温よりも良好で、暑さ指数が「厳重警戒」ランク以上だと熱中症患者が著しく増加することがわかっています。また、暑さ指数が「危険」ランクの場合は運動は原則中止すべきとされています。
» 熱中症情報を詳しくアプリで見る