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熱中症警戒アラート 福岡県など計10地域に発表 今日10日(日)

2022/07/10 06:52 ウェザーニュース

環境省と気象庁は、今日10日(日)を対象とした熱中症警戒アラートを、福岡県など計8県に対して発表しました。

対象エリアでは特に熱中症のリスクが高くなるため、こまめな塩分・水分補給はもちろん、室内でも無理せずにエアコンを使用するなど、熱中症予防を万全に行ってください。

万全の熱中症対策を

<熱中症警戒アラート発表 10日(日)対象>
 新潟県
 福岡県 佐賀県 長崎県 大分県 熊本県
 鹿児島県 奄美地方
 沖縄本島地方 石垣島地方
 
今日10日(日)の最高気温は福岡市で32℃、鹿児島市で34℃、熊本市で35℃の予想です。

九州の山沿いでは雲が多く、急な雨に注意が必要なものの、市街地では夏の強い日差しが届きます。ムシムシとした暑さになるため、熱中症対策が欠かせません。また、沖縄では晴れても、にわか雨の可能性があります。各地で外出の際は、日差しを遮るための帽子や日傘があると良さそうです。

暑さ指数(WBGT)が上がり、熱中症の危険性が非常に高くなるところがあるので、こまめな水分補給・塩分補給を行うなどの対策をしっかりと行ってください。
» 1時間ごとの気温を確認

熱中症警戒アラートとは

熱中症警戒アラートは、予想される暑さ指数(WBGT)に応じて発表される情報で、以前発表されていた高温注意情報を置き換えたものです。2021年から全国で本運用が始まりました。

環境省と気象庁は、暑さ指数が「危険」ランクの中でもさらに重要度の高い暑さ(WBGT:33以上)が予想される場合に「熱中症警戒アラート」を発表することを決めています。
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暑さ指数(WBGT)とは

暑さ指数(WBGT)は国際的に用いられる指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい湿度、日射・輻射など周辺の熱環境、気温の3つの要素から計算されています。

熱中症患者発生率との相関が気温よりも良好で、暑さ指数が「厳重警戒」ランク以上だと熱中症患者が著しく増加することがわかっています。また、暑さ指数が「危険」ランクの場合は運動は原則中止すべきとされています。
» 熱中症情報を詳しくアプリで見る