例年の7月中旬らしい天気に

太平洋高気圧は日本の南の海上から九州付近を覆っています。週明けの11日(月)にかけては同じような状況が続く見込みです。12日(火)頃からは次第に南に後退して、西日本や東日本の広い範囲に湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になるとみられます。

14日(木)頃には日本の南で2つに分かれるような形になり、そのタイミングで前線が南下する予想です。梅雨の終わり頃のような気圧配置となり、前線の周辺では雨の強まる可能性があります。

少なくとも来週1週間は安定した夏空が期待できず、例年なら梅雨の後半にあたる、この時期らしい天気です。

現時点で、夏の高気圧が強まるのは7月下旬になってからとみており、学校などが夏休みに入るタイミングで夏本番の到来となる見込みです。
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