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関東や近畿で猛暑日に迫る暑さ 京都は34℃観測も雷雨で気温が急降下

2022/07/09 15:20 ウェザーニュース

今日9日(土)は関東や近畿などで気温が上がり、35℃の猛暑日に近づいた所が多くなりました。ただ、近畿、東海は午後になって雷雨に見舞われ、気温が急降下しています。

埼玉県熊谷で34.7℃まで上昇

暖かな空気に覆われている西日本は日差しが出た所で気温が上がりました。関東も昨日までの北東の風から南寄りの風に変わったことで気温が上昇しています。

15時までの最高気温は全国で最も高い埼玉県熊谷市で34.7℃まで上昇、大阪府枚方市で34.4℃、京都市で34.2℃など近畿や関東を中心に厳しい暑さです。東京都心も昨日を上回る32.0℃を観測しました。

京都は30分で5℃近く気温が低下

京都市の気温変化
近畿、東海は午後になって各地で雷雨に見舞われ、気温が下がってきました。京都市は12時59分に34.2℃を記録した後、雨雲の接近に伴って冷たい空気が流れ込みわずか30分後には30℃を割り込んでいます。雨が強まった14時半以降はさらに気温が低下しました。

そのほかの地点でも滋賀県大津市は14時30分の気温が24.8℃、岐阜県多治見市では23.0℃など25℃を下回っている所がみられ、雨が気温を下げる効果が顕著にみられました。

明日は九州が暑さの中心に

10日(日)の天気と気温
明日10日(日)は夏の高気圧に覆われる九州で晴れて気温の上がる所が多くなります。今日と同じような暑さで、内陸部を中心に35℃前後まで上がる見込みです。

近畿や東海は朝まで雨が降りやすく、昼間も雲が優勢です。それでも最高気温は大阪市で33℃、名古屋市で30℃まで上昇し、かなりの蒸し暑さとなります。東京都心も今日とあまり変わらず、31℃まで上がる予想です。

日差しがなくても、気温・湿度が高い場合は熱中症のリスクが高くなりますので、油断をせずにしっかりと対策を行ってください。
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