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北海道と青森で1時間に90~110mmの猛烈な雨 記録的短時間大雨情報

2022/07/05 14:33 ウェザーニュース

北海道と青森県で局地的に雨が強まっています。

気象庁は、1時間に90~110mmの猛烈な雨が降ったとみられるとして、記録的短時間大雨情報を発表しました。

北海道や青森県付近では夕方にかけて、低地の浸水や土砂災害等に警戒してください。
» 雨雲レーダー

気象庁が記録的短時間大雨情報を発表

▼北海道と青森県で猛烈な雨
13時40分までの1時間に、
 三笠市付近で約110mm(解析雨量)
13時20分までの1時間に、
 岩見沢市岩見沢付近で約100mm(解析雨量)
13時40分までの1時間に、
 黒石市付近で約90mm(解析雨量)
13時20分までの1時間に、
 七戸町付近で約90mm(解析雨量)
14時00分までの1時間に、
 平川市付近で約90mm(解析雨量)
14時20分までの1時間に、
 弘前市付近で約90mm(解析雨量)
 大鰐町付近で約90mm(解析雨量)

暖かく湿った空気が流れ込んでいる一方で、上空に寒気が居座っているため、大気の状態が非常に不安定で、雨雲が発達しやすい状況です。夕方にかけて局地的な雷雨や突風などのおそれがあるため、警戒をしてください。
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記録的短時間大雨情報とは

その場所で数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を観測・解析をしたときに、気象庁が発表するものです。その基準は、1時間雨量歴代1位または2位の記録を参考に、概ね府県予報区ごとに決められています。

この情報が発表された地域の周辺では、災害の発生につながるような猛烈な雨が降っていることを意味しています。地元自治体の発表する避難に関する情報に留意し、早めの避難を心がけてください。
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