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台風4号(アイレー) 湿った空気を送り込み、太平洋側で大雨のおそれ

2022/07/04 07:55 ウェザーニュース

7月4日(月)6時現在、台風4号(アイレー)は東シナ海を北北東に進んでいます。台風の中心から離れていても、東側では暖かく湿った空気が流れ込んで雨雲が発達しているところがあります。

このあとは、台風もしくは台風から変わる低気圧が本州付近を東に進む予想で、太平洋側の地域を中心に大雨に注意が必要です。

▼台風4号 7月4日(月)6時現在
 中心位置   東シナ海
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     北北東 15 km/h
 中心気圧   996 hPa
 最大風速   18 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 25 m/s
>>最新の台風4号情報

今週は西日本、東日本で大雨のおそれ

7日(木)朝までの予想積算降水
台風は既に衰弱していて、中心付近には下層の循環による雲が見られる程度となっています。ただ、台風の東側や太平洋高気圧の周囲をまわる湿った空気が流れ込んでいるところでは、雲が発達している状況です。

この湿った空気と、台風もしくは台風から変わる低気圧の影響で、7日(木)にかけて西日本や東日本の太平洋側を中心に雨が強まる予想です。関東から九州にかけての広い範囲で100mmを上回り、四国や東海など多いところでは200mm以上の雨が予想されています。梅雨の期間にはなかったような大雨となるおそれがあるので注意が必要です。

こまめに最新の気象情報を確認し、大雨への備えを早めに進めるようにしてください。
>>30時間先までの雨雲レーダーをアプリで見る
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台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風4号の名前「アイレー(Aere)」は米国が提案した名称で、「嵐」を意味するマーシャル諸島の言葉からとられています。
>>台風情報をアプリで見る