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台風4号(アイレー) 中心に発達した雲無くとも要注意

2022/07/03 22:55 ウェザーニュース

7月3日(日)21時現在、台風4号(アイレー)は東シナ海を北西に進んでいます。台風の周囲に発達した雲は無く、勢力は下限ぎりぎりです。

ただ今週は、台風もしくは台風から変わる低気圧が本州付近を東進する予想で、大雨に注意が必要です。

▼台風4号 7月3日(日)21時現在
 中心位置   東シナ海
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     北西 10 km/h
 中心気圧   996 hPa
 最大風速   18 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 25 m/s
» 最新の台風4号情報

今週は西日本、東日本で大雨のおそれ

5日(火)、6日(水)の降水の予想
台風は既に衰弱して、下層の循環が見られるものの発達した雲は見られません。ただ、太平洋高気圧の周囲をまわる湿った空気が本州付近に流れ込む状況が続いています。

この湿った空気と、台風もしくは台風から変わる低気圧の影響で、5日(火)から7日(木)にかけて、西日本や東日本の太平洋側を中心に雨が強まり、梅雨の期間にはなかったような大雨となるおそれがあります。

こまめに最新の気象情報を確認し、大雨の可能性が高まってきたら早めに対策を進めるようにしてください。
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台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風4号の名前「アイレー(Aere)」は米国が提案した名称で、「嵐」を意味するマーシャル諸島の言葉からとられています。
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