西日本の6月の降水量は平年より少ない
関東甲信はほぼ平年並みの6月6日に梅雨入りしましたが、西日本や東海などは平年より遅い梅雨入りとなりました。梅雨入りした後も梅雨前線が日本付近に停滞しにくく、西日本を中心に雨の量が少なくなっています。
6月25日までの30日間の降水量の平年比は、西日本のほぼ全域で平年よりも少なく、四国や中国、近畿では平年の半分以下という地域もあります。
5月27日~6月25日の降水量と平年比
和歌山(和歌山) 76.5mm(45%)
松江(島根) 72.0mm(49%)
多度津(香川) 52.5mm(36%)
四国中央(愛媛) 57.5mm(36%)
6月25日までの30日間の降水量の平年比は、西日本のほぼ全域で平年よりも少なく、四国や中国、近畿では平年の半分以下という地域もあります。
5月27日~6月25日の降水量と平年比
和歌山(和歌山) 76.5mm(45%)
松江(島根) 72.0mm(49%)
多度津(香川) 52.5mm(36%)
四国中央(愛媛) 57.5mm(36%)
早明浦ダムなど貯水率が低下
四国の水がめとして知られる高知県・早明浦ダムの貯水率は26日(日)の12時時点で36.0%まで低下しています。平年のこの時期は85%ほどですので大幅に少なく、吉野川流域では6月5日から第二次取水制限が行われています。
この先しばらくは夏の高気圧が勢力を強め、四国など西日本でも晴れて暑い日が続く見込みです。7月上旬の後半からは高気圧が弱まり、湿った空気などの影響で雨が降るとみられます。それでも23日(木)発表の1か月予報では降水量が平年並みか平年より少ない予想です。暑い夏が予想されているだけに、水不足が懸念されます。
関東は北部の山沿いで平年より降水量が多く、矢木沢ダムの貯水率は98.6%、利根川水系の9ダムの合計では75%と平年を上回っています。西日本に比べると水不足の心配は少ないものの、日頃から水の無駄遣いは避けるようにしましょう。
» この先3か月間の天気傾向
» 詳しい天気をアプリで見る
この先しばらくは夏の高気圧が勢力を強め、四国など西日本でも晴れて暑い日が続く見込みです。7月上旬の後半からは高気圧が弱まり、湿った空気などの影響で雨が降るとみられます。それでも23日(木)発表の1か月予報では降水量が平年並みか平年より少ない予想です。暑い夏が予想されているだけに、水不足が懸念されます。
関東は北部の山沿いで平年より降水量が多く、矢木沢ダムの貯水率は98.6%、利根川水系の9ダムの合計では75%と平年を上回っています。西日本に比べると水不足の心配は少ないものの、日頃から水の無駄遣いは避けるようにしましょう。
» この先3か月間の天気傾向
» 詳しい天気をアプリで見る