6〜7月は1年でもダニの増える時期
ダニはとても小さいのでほとんど目につくことはありませんが、家の中のあちこちにいるといいます。カーペットやソファー、ベッドのシーツ類、あるいは部屋の隅に溜まったホコリなどに潜み、人やペットのフケや垢、食べかすなどをエサに生きているのです。
「6〜7月は、ダニの増えやすい時期です。ダニは、温度が20~30℃、湿度60%以上の環境で発育が活発になるので、6~7月は、一年の中でもダニが増えやすい時期といえます。
ヒョウヒダニやコナダニは体長0.3〜0.4mm程度と小さく、肉眼でいるかどうかチェックするのは難しいのですが、実は黒い紙を使って簡単にチェックすることができます」(吉井さん)
▼ダニのチェック方法
(1)5〜10cm四方の黒い紙を準備し、細かくしたビスケットやペットフードを中央に置く。
(2)ダニの気になるところに(1)の紙を置く。1〜2時間したら、紙の上を観察する。
「紙の上に粉のようなものが動くように見えたら、それがダニです。この方法はダニの有無を正確に診断するものではありませんが、ダニが見つかったら他にもたくさんいる可能性が高いと考えられます」(吉井さん)
「6〜7月は、ダニの増えやすい時期です。ダニは、温度が20~30℃、湿度60%以上の環境で発育が活発になるので、6~7月は、一年の中でもダニが増えやすい時期といえます。
ヒョウヒダニやコナダニは体長0.3〜0.4mm程度と小さく、肉眼でいるかどうかチェックするのは難しいのですが、実は黒い紙を使って簡単にチェックすることができます」(吉井さん)
▼ダニのチェック方法
(1)5〜10cm四方の黒い紙を準備し、細かくしたビスケットやペットフードを中央に置く。
(2)ダニの気になるところに(1)の紙を置く。1〜2時間したら、紙の上を観察する。
「紙の上に粉のようなものが動くように見えたら、それがダニです。この方法はダニの有無を正確に診断するものではありませんが、ダニが見つかったら他にもたくさんいる可能性が高いと考えられます」(吉井さん)
死滅させてから掃除?ダニ対策のポイント
ダニは、死骸やフンがアレルゲンになることがあります。ダニ対策についても教えていただきましょう。
「ダニ対策で効果を上げるためには、いくつかのポイントがあります。まず、ダニを持ち込まないこと。ダニはソファーやカーペット、布製のイス、マットなどに多く生息しています。外出先でこれらを使った場合、衣服に付いて、自宅に持ち込まれてしまう可能性があります。
帰宅したら、外出時の衣服のまま自宅のソファーやイスに座るのは避け、できれば早めに着替えるようにしましょう。また、見逃しやすいのがカバンの隅や上着のポケットの隅のホコリです。気づかぬうちに溜まってしまい、ダニの発生場所になっていることがあります」(吉井さん)
すでに家に生息してしまっているダニは、どうしたらよいのでしょうか。
「ダニの駆除は、ダニを死滅させてから行うのがポイントです。生きているダニはカーペットやシーツの繊維にしがみつくため、掃除機や洗濯で取り切ることが難しいからです。
ダニは50℃以上の高温に弱いので、布団は布団乾燥機の活用がオススメです。ダニ対策の運転モードがあるならそれを使い、なければ50℃以上の高温を20分程度続けます。使い方は必ず取扱説明書に従ってください。
その後に、掃除機を丁寧にかけて、ダニの死骸やフンを除きます。
カーペットやソファは、くん煙タイプの殺虫剤を使用し、その後に掃除機をかけます」(吉井さん)
「ダニ対策で効果を上げるためには、いくつかのポイントがあります。まず、ダニを持ち込まないこと。ダニはソファーやカーペット、布製のイス、マットなどに多く生息しています。外出先でこれらを使った場合、衣服に付いて、自宅に持ち込まれてしまう可能性があります。
帰宅したら、外出時の衣服のまま自宅のソファーやイスに座るのは避け、できれば早めに着替えるようにしましょう。また、見逃しやすいのがカバンの隅や上着のポケットの隅のホコリです。気づかぬうちに溜まってしまい、ダニの発生場所になっていることがあります」(吉井さん)
すでに家に生息してしまっているダニは、どうしたらよいのでしょうか。
「ダニの駆除は、ダニを死滅させてから行うのがポイントです。生きているダニはカーペットやシーツの繊維にしがみつくため、掃除機や洗濯で取り切ることが難しいからです。
ダニは50℃以上の高温に弱いので、布団は布団乾燥機の活用がオススメです。ダニ対策の運転モードがあるならそれを使い、なければ50℃以上の高温を20分程度続けます。使い方は必ず取扱説明書に従ってください。
その後に、掃除機を丁寧にかけて、ダニの死骸やフンを除きます。
カーペットやソファは、くん煙タイプの殺虫剤を使用し、その後に掃除機をかけます」(吉井さん)
ダニが生息しにくい環境とは
ダニを寄せ付けない家にすることも大切です。
「ダニを完全に駆除するのは難しいのですが、ダニが生息しにくい環境に整えることはできます。
例えば、布団の天日干しは日に当たっている表面で40~50℃程度。布団の中央部はそれ以下なので、ダニを死滅させる効果は期待できません。
しかし、湿気を減らすことでダニが生息しにくい環境になります。晴れた日は、部屋の換気はもちろん、クローゼットや押し入れなど空気の入れ替えをするようにするといいでしょう。
ダニのエサとなる、食べかすやフケ、垢などを減らすのも大切です。シーツなど洗えるものは洗濯し、部屋をこまめに掃除しましょう」(吉井さん)
今年は猛暑が予想されお家時間も増えそうですが、ダニ対策で気持ちよく過ごせるようにしたいものです。
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「ダニを完全に駆除するのは難しいのですが、ダニが生息しにくい環境に整えることはできます。
例えば、布団の天日干しは日に当たっている表面で40~50℃程度。布団の中央部はそれ以下なので、ダニを死滅させる効果は期待できません。
しかし、湿気を減らすことでダニが生息しにくい環境になります。晴れた日は、部屋の換気はもちろん、クローゼットや押し入れなど空気の入れ替えをするようにするといいでしょう。
ダニのエサとなる、食べかすやフケ、垢などを減らすのも大切です。シーツなど洗えるものは洗濯し、部屋をこまめに掃除しましょう」(吉井さん)
今年は猛暑が予想されお家時間も増えそうですが、ダニ対策で気持ちよく過ごせるようにしたいものです。
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参考資料など
取材協力/ライオン株式会社(生活情報サイト「Lidea」)