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熱中症警戒アラート 沖縄本島地方は今年初 今日23日(木)対象

2022/06/23 07:08 ウェザーニュース

環境省と気象庁は、今日23日(木)を対象とした熱中症警戒アラートを、鹿児島県の奄美地方と沖縄県の沖縄本島地方、八重山地方に発表しました。

沖縄本島地方では今年初めての発表となります。

対象エリアでは特に熱中症のリスクが高くなるため、こまめな塩分・水分補給はもちろん、室内でも無理せずにエアコンを使用するなど、熱中症予防を万全に行ってください。

厳しい暑さに注意

今日23日(木)の奄美地方や沖縄本島地方、八重山地方は夏の日差しで気温が上がります。急な雨の可能性はありますが、高温多湿の空気が流れ込むため、不快な暑さとなる予想です。

<23日(木)の予想最高気温>
 名瀬   33℃
 那覇   33℃
 石垣島  33℃
 与那国島 33℃

熱中症警戒アラートの対象地域では、湿度も高く厳しい蒸し暑さとなります。暑さ指数(WBGT)が上がり、熱中症の危険性が非常に高くなるところがあるので、こまめな水分補給・塩分補給を行うなどの対策をしっかりと行ってください。
» 1時間ごとの気温を確認

熱中症警戒アラートとは

熱中症警戒アラートは、予想される暑さ指数(WBGT)に応じて発表される情報で、以前発表されていた高温注意情報を置き換えたものです。2021年から全国で本運用が始まりました。

環境省と気象庁は、暑さ指数が「危険」ランクの中でもさらに重要度の高い暑さ(WBGT:33以上)が予想される場合に「熱中症警戒アラート」を発表することを決めています。
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暑さ指数(WBGT)とは

暑さ指数(WBGT)は国際的に用いられる指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい湿度、日射・輻射など周辺の熱環境、気温の3つの要素から計算されています。

熱中症患者発生率との相関が気温よりも良好で、暑さ指数が「厳重警戒」ランク以上だと熱中症患者が著しく増加することがわかっています。また、暑さ指数が「危険」ランクの場合は運動は原則中止すべきとされています。
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