水星まで見るには日の出1時間前〜30分前がチャンス
全惑星を見られるのは、日の出の1時間前から30分前くらいの約30分間に限られます。これより早いと水星が低すぎて見づらく、反対にこれより遅いと空が明るくなってしまい、水星や天王星、海王星が見られなくなってしまいます。
肉眼でも見える明るさの惑星は「水星、金星、火星、木星、土星」の5つです。水星は高度が低いため、地平線の開けた場所からお楽しみください。
「海王星」は約8等と大変暗いため、残念ながら肉眼では見ることができません。「天王星」の明るさは約6等と、目が良く夜空の暗い場所で観察すれば、なんとか見ることができる明さです。望遠鏡などをお持ちの方は、海王星と天王星の観測にチャレンジしてみてください。
一度に全惑星を眺めることができる機会は多くはなく、前回は2020年7月下旬頃の明け方、次回は今年末の夕方にチャンスがあります。
※今回の現象は、地球から惑星たちを見たときの方向が、ほどよく扇形の範囲におさまることによって、惑星があたかも直線状に集合しているように見えるものです。SNS上などでは『惑星(の実際の位置)が一直線にならび、いわゆる「惑星直列」とも呼ばれる非常に珍しい現象』と解説されているものがありますが、それは誤りです。
肉眼でも見える明るさの惑星は「水星、金星、火星、木星、土星」の5つです。水星は高度が低いため、地平線の開けた場所からお楽しみください。
「海王星」は約8等と大変暗いため、残念ながら肉眼では見ることができません。「天王星」の明るさは約6等と、目が良く夜空の暗い場所で観察すれば、なんとか見ることができる明さです。望遠鏡などをお持ちの方は、海王星と天王星の観測にチャレンジしてみてください。
一度に全惑星を眺めることができる機会は多くはなく、前回は2020年7月下旬頃の明け方、次回は今年末の夕方にチャンスがあります。
※今回の現象は、地球から惑星たちを見たときの方向が、ほどよく扇形の範囲におさまることによって、惑星があたかも直線状に集合しているように見えるものです。SNS上などでは『惑星(の実際の位置)が一直線にならび、いわゆる「惑星直列」とも呼ばれる非常に珍しい現象』と解説されているものがありますが、それは誤りです。
あす未明は火星に月が接近
明日23日(木)の未明~明け方には、火星に月が接近して見えます。
月と火星の間隔は2度未満と非常に近くなります。火星は0.5等まで明るくなり、見ごたえがありそうです。
▼23日(木)の昇る時間帯(東京)
火星 0:37
月 0:41
太陽 4:26
» ウェザーニュース 星空情報
月と火星の間隔は2度未満と非常に近くなります。火星は0.5等まで明るくなり、見ごたえがありそうです。
▼23日(木)の昇る時間帯(東京)
火星 0:37
月 0:41
太陽 4:26
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参考資料など
(協力)国立天文台 アストロアーツ