今年は5月11日に梅雨入りの発表がありました。5月の降水量をみると、名瀬では梅雨入りした5月11日以降だけでも417.5mmを観測。5月の平年値である278.1mmを大きく上回る降水量となりました。

また、昨日6月21日(火)までの梅雨期間中の降水量は名瀬で847.0mmを観測し、平年の梅雨期間の降水量より多くなりました。

▼気象庁の発表
奄美地方の梅雨明け
　平年より7日早く、昨年より11日早い

・梅雨明けには平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。
・春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討の結果、期日が見直しされる場合があります。

▼梅雨期間降水量（5月11日から6月21日まで）
　　　　　 　　降水量　 　　平年値
名瀬　　 　 847.0 mm※ 　539.5 mm
沖永良部 　 699.5 mm　 　392.1 mm
中之島　　 1613.0 mm※ 　804.5 mm
平島　　　 　993.0 mm　 　　　／／
諏訪之瀬島 1054.0 mm　 　　　／／
小宝島　　 1084.0 mm　 　　　／／
宝島　　　 1002.0 mm　 　　　／／
笠利　　　 　676.5 mm　 　462.8 mm
喜界島　　 　610.0 mm　 　400.3 mm
古仁屋　　 　720.5 mm　 　488.2 mm
天城　　　 　733.5 mm　 　428.0 mm
伊仙　　　 　698.5 mm　 　423.8 mm
与論島　　 　766.5 mm　 　372.3 mm
（※：欠測含む）
（／／：期間の不足等の理由により、統計値なし）

今後は太平洋高気圧の勢力が強まります。梅雨前線は北上して奄美から離れるため、日差しの届く日が多くなる見込みです。

気温は最高気温が30℃以上の真夏日となる日が続きます。今日は今年初めての熱中症警戒アラートが発表されており、明後日にかけては33℃以上と真夏の厳しい暑さとなります。最低気温も連日25℃以上の熱帯夜となる予想のため、熱中症には警戒してください。
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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿） 006bさん