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九州南部で強い雨 いったん止んでも明日も激しい雨に警戒

2022/06/20 10:17 ウェザーニュース

今日20日(月)の九州南部は梅雨前線の影響で朝から強い雨の降っているところがあります。

昼頃までは1時間に30mm以上の激しい雨の降るおそれがあり、道路冠水などに警戒が必要です。

大雨警報の発表されているところも

鹿児島県屋久島町にある尾之間では、9時までの1時間に28.5mmの強い雨が降りました。また、6時20分までの1時間に南大隅町の佐多で28mm、鹿児島でも7時40分までの1時間に21.0mmの雨を観測するなど、鹿児島県の所々で朝から雨が強まっています。

9時30分現在、鹿児島県には南大隅町や屋久島町などには大雨警報が発表されており、十島村には土砂災害警戒情報が発表されています。このあと昼頃にかけても、発達した雨雲の通過しやすい状態が続きます。鹿児島県では雷を伴った激しい雨による道路冠水などの発生に警戒が必要です。また、宮崎県南部でも一時的に激しい雨の降るおそれがあります。
>>最新の雨雲レーダー

雨が弱まっても油断禁物

雨の予想 明日21日(火)9時
午後になると発達した雨雲は東の海上に移動し、いったん雨の降り方は弱くなる見込みです。しかし、これまでの雨で土砂災害が発生しやすくなっています。雨が弱くなっても急な斜面など危険な場所には近づかないようにしてください。

また、明日になると西から発達した雨雲が進んでくるため、激しい雨の降るおそれがあります。雨が止んだタイミングで排水溝の掃除など大雨への備えをしておくと良さそうです。
>>30時間先までの雨雲レーダーをアプリで見る