狭い範囲で集中的に発生
石川県能登半島の北部では、2021年の春から活発な地震活動が続いています。2021年1月1日以降の震源分布を見ると、非常に狭い範囲に地震が集中していることがわかります。今回の地震のメカニズムは北西ー南東方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析され、これまでの活動と同様です。
石川県能登地方と能登半島沖を震源とする最大震度3以上の地震は昨年6月26日が最初で、その後昨日までに25回発生していました。最も規模の大きかった地震は昨年9月16日のマグニチュード5.1の地震で、最大震度は5弱を観測しています。今回の地震は速報値でマグニチュード5.4と推定され、一連の活動では最大規模です。
地震の規模としてはこれまでと大きく違ったわけではないものの、震源が浅いため直上の揺れは少しの規模の違いで大きく変わってきます。
石川県能登地方と能登半島沖を震源とする最大震度3以上の地震は昨年6月26日が最初で、その後昨日までに25回発生していました。最も規模の大きかった地震は昨年9月16日のマグニチュード5.1の地震で、最大震度は5弱を観測しています。今回の地震は速報値でマグニチュード5.4と推定され、一連の活動では最大規模です。
地震の規模としてはこれまでと大きく違ったわけではないものの、震源が浅いため直上の揺れは少しの規模の違いで大きく変わってきます。
地震活動は今後も継続するおそれ
震度6弱の地震の後、16時30分の時点で有感地震は2回のみで、地震活動が特に活発になった状況ではないとみられます。
ただ、すでに1年以上に渡って続く活動に関しては、現時点で収まる傾向はありません。マグニチュード5前後の地震が発生した場合は、震源に近い珠洲市などで震度5弱~6弱の揺れとなるおそれがあります。
室内に落ちやすいものがないかなど、改めて確認が必要です。また、長期に渡る地震活動で地盤の緩んでいる可能性があります。来週は梅雨前線が北上し雨の強まる日もあるため、できるだけ急な斜面には近づかないようにしてください。
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ただ、すでに1年以上に渡って続く活動に関しては、現時点で収まる傾向はありません。マグニチュード5前後の地震が発生した場合は、震源に近い珠洲市などで震度5弱~6弱の揺れとなるおそれがあります。
室内に落ちやすいものがないかなど、改めて確認が必要です。また、長期に渡る地震活動で地盤の緩んでいる可能性があります。来週は梅雨前線が北上し雨の強まる日もあるため、できるだけ急な斜面には近づかないようにしてください。
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