上空1500m付近で＋15℃以上の暖かな空気が、東北北部まで広がりました。梅雨前線の影響が小さく、日差しが届いた西日本の日本海側から北陸、東北で気温の上昇が目立っています。15時までの最高気温は福岡県久留米市で今日最も高い33.9℃。そのほか、鳥取市で32.5℃、山形市で31.5℃、福島市で30.9℃を観測し、昨日に続いて全国100地点以上で真夏日となりました。

関東は梅雨前線の雲に朝から覆われたため日差しがほとんどなく、昨日ほどは気温が上がっていません。それでも東京都心は25.9℃と夏日を観測。昼間でも湿度が70%以上と高かったため、気温は昨日より低かったものの、蒸し暑さは増しました。

明日19日(日)は梅雨前線の活動が弱まるため、西日本、東日本で日差しの戻る所が多くなります。上空1500m付近には＋18℃以上と今日よりもさらに暖かな空気が流れ込む見込みです。

天気の回復が早い西日本や東海は気温が上がり、広い範囲で30℃以上の真夏日となります。各地の最高気温は東京都心や広島市が30℃、大阪市で31℃、名古屋市は33℃まで上がる予想となっています。内陸部では35℃に近づく所もありますので、熱中症の危険性が高まります。

屋外で活動を行う場合は、こまめな水分補給や涼しい所で休憩をとるなど、しっかりと対策を行うようにしてください。
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