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週末は土曜日に西日本太平洋側で強雨 日曜は北日本で雷雨や雹

2022/06/17 17:49 ウェザーニュース

明日18日(土)は梅雨前線が少し北上し、西日本の太平洋側を中心に雨の強まるおそれがあります。明後日19日(日)は寒気の影響で、北日本で雷雨の所がある見込みです。

キンクが通過し強雨に

梅雨前線は九州のすぐ南まで北上し、”キンク”と呼ばれる前線の折れ曲がった部分が通過していく予想となっています。キンクの周辺は湿った空気が集まることで雨雲が発達しやすい部分です。

前線のキンク部分は明日朝に九州南部を通過し、午後には四国の沖から紀伊半島南部へと進んでいきます。この影響で西日本の太平洋側は局地的に強い雨の降るおそれがあるため注意が必要です。また、種子島・屋久島や奄美地方などは1時間に50mmを超えるような激しい雨に警戒をしてください。

夕方以降は東海や関東でも雲が増え、沿岸部を中心ににわか雨の可能性があります。強い雨の心配はないものの、帰りが遅くなる場合は念のため雨具があると安心です。
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北日本は日曜日に局地的な雷雨

19日(日)午後の雨雲の予想
19日(日)は梅雨前線の影響が小さくなる一方で、北日本の上空に寒気が流れ込んできます。上空5500m付近で-12℃以下の寒気が南下し、気圧の谷も進んでくる見込みです。

気圧の谷の前面では大気の状態が不安定になって、雨雲が発達しやすくなります。北海道や東北では早い所で午前中から雨雲が発生し、午後にかけて雨の範囲が拡大していく予想です。局地的には雷を伴った強い雨や雹(ひょう)などのおそれがあります。

関東や中部の山沿いでもにわか雨の可能性があり、油断の出来ない天気です。
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