facebook line twitter mail

東北地方が梅雨入りし雨の季節へ 頭痛などの天気痛軽減に「くるくる耳マッサージ」

2022/06/15 12:53 ウェザーニュース

昨日14日(火)梅雨入りの発表があった近畿、東海、中国、北陸に続き、今日15日(水)は東北南部と北部の梅雨入りの発表がありました。

今日も前線や低気圧による雨が降り、関東など東日本や北日本で気圧の変化が作用して、頭痛やめまいなどの体調不良を伴う気象病「天気痛」が起こりやすい状況となっています。

頭痛やめまいなどの体調不良を感じたら、耳マッサージなども効果的です。
» アプリをDLして天気痛予報を見る

頭痛やめまいなどの天気痛を軽減する耳のマッサージ

耳マッサージの方法
ウェザーニュースの天気痛予報をみると、この先も日本列島の広範囲で「注意」や「警戒」ランクの日があります。

急速な気圧の降下・上昇だけでなく、微小な気圧変動(微気圧変動)、大気潮汐などによっても、天気痛の症状が悪化しやすいといわれるため、低気圧や前線から離れた地域でも油断は出来ません。
» 週間の天気痛予報をチェック


この梅雨の時期は、日差しの有無などで日々の寒暖差も大きくなり、湿度も高くなるため不調を引き起こしやすくなっています。外的なストレスも影響しやすい時期ですので、体調管理に注意してお過ごしください。

天気痛は内耳が大きく関係していると言われています。内耳の血流をよくすることで、自律神経を整えることができます。簡単にできる「くるくる耳マッサージ」なども天気痛軽減におすすめです。
» 関連記事 台風の影響による天気痛を軽減する「耳マッサージ」

天気痛予報を参考に事前の対策を

ウェザーニュースがこれまでに会員の方々と幾度も検証を行った結果、「気圧の変化が通常のパターンからずれた時」に、頭痛や関節痛などの天気痛を感じる方が多いことが分かっています。

毎日決まった時間に起こる「大気潮汐」と呼ばれる気圧変化の変動が通常より大きくなっていることに加えて、低気圧や寒気などの影響で「微気圧変動」と呼ばれる細かな気圧変化が重なっている状況です。このため気圧変化の影響で、頭痛や関節痛を感じることが多い方は注意が必要です。

ウェザーニュースの天気痛予報の中では、天気痛が発症するリスクを6日先まで、“警戒”“注意”“やや注意”“安心”の4 ランクで表示しています。また、今日明日については3時間毎の天気痛予報と天気、気圧の変化も確認することができます。

ご自身の体調変化などのパターンと照らし合わせて、ぜひとも天気痛の発症する前に予防薬やマッサージなどで対策をしてみてください。