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西日本太平洋側で強まる雨 鹿児島県トカラ列島には土砂災害警戒情報

2022/06/14 10:14 ウェザーニュース

今日14日(火)は西日本の太平洋側で雨の強まっている所があります。鹿児島県トカラ列島には「土砂災害警戒情報」が発表されました。その他の地域でも、道路冠水や河川の増水に注意が必要です。

前線付近で激しい雨に

9時現在、梅雨前線は西日本の南岸付近にあり、前線上の低気圧が宮崎県の東海上を進んでいるとみられます。

前線本体の活発な雨雲が通過している鹿児島県トカラ列島の小宝島(こだからじま)では、8時40分までの1時間に46.5mmの激しい雨を観測し、トカラ列島には先ほど「土砂災害警戒情報」が発表されました。

トカラ列島付近はこの後も活発な雨雲が通過しやすく、激しい雨に警戒が必要です。増水した河川や急な斜面など、危険な場所には近づかないでください。
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山の南東斜面ほど雨量がまとまる

前線の北側にあたる九州本土や四国太平洋側、紀伊半島南部は海上に比べると少し雨の降り方が弱いものの、各地で本降りの雨です。特に南東側が開けた地域は湿った空気が流れ込みやすく、三重県・尾鷲で1時間に10mmを超える雨を観測しています。

昨日13日(月)から雨が続く宮崎県は、9時30分までの24時間降水量が100mmを超える所が増えてきました。土の中の水分量が多くなっている所がありますので、土砂災害に注意してください。

低気圧の東進とともに活発な雨雲は東へ移動していきます。九州は雨が弱くなっていく一方で、紀伊半島は午後にかけて雨が強まっていくため、道路冠水や河川の増水に十分な注意が必要です。
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