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九州に加え梅雨入りした四国も雨 太平洋側は局地的に強まることも

2022/06/13 11:31 ウェザーニュース

今日13日(月)は梅雨前線の北上に伴って雨の範囲が拡大しています。九州に加えて梅雨入りが発表された四国でも一部で雨が降り出してきました。

四国でも雨が降り出し梅雨入り

梅雨前線に伴う雨雲は九州のほぼ全域から四国の西部に広がってきました。四国では11時に気象台から梅雨入りが発表されています。現在、九州や四国を覆っている雲はそれほど発達はしておらず、ほとんどの所が1時間に1~2mm程度の弱い雨です。

奄美地方のトカラ列島や種子島・屋久島周辺には活発な雨雲がみられ、10時50分までの1時間にはトカラ列島の中之島で30.0mmの激しい雨、屋久島では9.5mmの雨を観測しています。鹿児島県十島村には10時36分、大雨警報が発表されました。
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夕方以降は九州南部でも雨が強まる

13日(月)夕方の雨雲の予想
梅雨前線はゆっくりと北上を続け、午後は雨の範囲がさらに広がっていく見込みです。前線に向かって南から暖かな空気が流れ込むため、周辺では雨雲が発達しやすくなります。

夕方以降は九州南部に活発な雲が広がり、夜にかけては局地的に雨の強まる可能性があります。トカラ列島から種子島・屋久島方面は発達した雨雲の通り道となるため、1時間に50mmを超えるような非常に激しい雨の降るおそれがあり、土砂災害や道路冠水などに警戒が必要です。

なお、明日14日(火)は四国の太平洋側や紀伊半島南部にも活発な雨雲がかかる予想となっています。雨への備えは早めに進めてください。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
ららっちさん