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気象庁1か月予報 梅雨本番で大雨警戒 6月後半からは気温高い

2022/06/09 15:26 ウェザーニュース

今日9日(木)、気象庁は6月11日から7月10日までの1か月予報を発表しました。

週末から来週にかけて各地で続々梅雨入りする見込みで、梅雨時期の大雨への警戒が必要です。6月後半以降は気温が平年より高くなりやすく、熱中症対策も欠かせません。

6月下旬からは大雨のおそれ

この先1か月の降水量予想
太平洋高気圧は日本の南の海上に張り出し、梅雨前線が日本列島の南岸に停滞しやすくなります。週末から来週にかけては各地で梅雨入りし、7月のはじめは本格的な梅雨となる見込みです。

1か月の降水量は全国的に平年並みの予想です。6月下旬から7月上旬は梅雨前線の活動が活発になって、大雨となるおそれがあります。梅雨入りが遅れている地域も、いつもの年と同じようにしっかりと雨への備えを行ってください。

沖縄では梅雨前線が北上するタイミングで梅雨が明け、夏がやってきます。

6月後半からは蒸し暑さ増す

この先1か月の気温予想
来週はオホーツク海高気圧が次第に勢力を弱め、日本付近には暖かく湿った空気が流れ込むようになります。梅雨寒の日が多かった関東や北日本なども6月後半以降は気温が高くなる傾向です。

1か月の平均気温は沖縄・奄美から東北にかけての各地が平年並みか平年より高く、北海道は平年より高い予想となっています。北海道は17日(金)頃から、東北は18日(土)頃からの5日間の平均気温が平年よりかなり高くなるとみられ、気象台は高温に関する早期天候情報を発表しました。

全国的に蒸し暑い日が増え、梅雨の晴れ間では暑さが厳しくなりますので、熱中症対策をしっかりと行ってください。
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