午前9時の時点では低気圧の中心は四国の南岸付近にあったと見られるものの、雨雲は低気圧の東側でまとまっており、東海や関東では朝から雨が強まっています。

静岡県の天城山では1時間に23.5mm、三重県の亀山では1時間に20mmの降水を観測しました。また前線に近い奄美群島でも雨が強まっていて、奄美大島の古仁屋では1時間に48mmという激しい雨が観測されました。

低気圧の動きが遅いため、東日本や東北は午後も本降りの雨が続く見込みです。低気圧や前線に近い伊豆諸島では1時間に50mmを超えるような非常の激しい雨の降るおそれがあるので、道路冠水や河川の増水、土砂災害などに警戒をしてください。

一方、低気圧が離れる西日本では次第に雨が止む時間が長くなりますが、日本海から北風に乗って雨雲が流れ込み、夜までにわか雨の可能性があります。外出する場合は折りたたみ傘があると安心です。
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東日本や東北では、雨が断続的に降って午後も気温がほとんど上がりません。海からの冷たい北東風が吹き込む関東や東北の太平洋側は特に気温が低くなります。

東京では日付が変わった直後の0:21に18.4℃を観測した後、気温が下降に転じています。午前10時時点の気温は16.3℃で午後も肌寒い体感が続く予想です。暑さを感じるくらいだった昨日から10℃近く気温が下がるので体感の急激な変化に注意してください。
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