九州は各地で気温が上昇し、福岡県久留米市や佐賀県佐賀市など33℃以上の暑さになっています。上空高い所には薄い雲が広がっていて、くっきりとしたハロが各地で現れました。

ハロは、上空の高いところに太陽が透けて見えるくらいの薄い雲が広がっている時に、太陽の周りに見えるリング状の明るい部分のことを指します。暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれる虹色現象です。

通常の虹とは違い、上空の薄雲を構成する氷の粒によって太陽光が内側に曲げられ、光の強い部分が環状に見られます。

今日のハロを創り出している薄雲は、明日5日(日)の天気の崩れの兆しとなります。

梅雨前線が次第に北上し、低気圧が近づいてくる予想で、夕方以降は少しずつ雲が厚みを増すとみられます。明日の朝は早い時間から雨の降り出す所がある見込みです。

午後にかけて断続的に雨が降って、局地的に強く降る可能性もありますので、明日は雨対策が欠かせない一日になります。
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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
ヤギのミルクさん