上空の寒気や気圧の谷の影響で、東北から関東北部、甲信地方にかけては大気の状態が不安定になっています。各地で雨雲が発達していて、周辺では雷も頻発している状況です。

17時30分までの落雷マップを見ると、東北の広い範囲で雷が激しくなっていて、関東でも群馬県内で雷が急激に増えています。1時間の雨量は群馬県高崎市・上里見で11.5mｍ、秋田市で5.0mmを観測しました。

また、雨雲の周辺では竜巻などの突風のおそれもあり、福島県には竜巻注意情報が発表されています。
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これから今夜にかけて雨雲の発達しやすい状況が続きます。東北では岩手県や宮城県でも雷雨の可能性があり、関東も北部の平野部を中心に雨雲が拡大する見込みです。

局地的には1時間に30mmを超えるような激しい雨が降り、雷や突風、雹などを伴うおそれがあります。雷が頻発しているような地域では、落雷による停電や火災の発生も心配されますので、十分に注意をしてください。

深夜になると雷雨は落ち着くものの、明日3日(金)も大気の状態が不安定になりますので、引き続き油断はできません。
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