facebook line twitter mail

気象庁1か月予報 雨の季節本番 6月前半は梅雨寒の時期も

2022/06/02 16:36 ウェザーニュース

今日2日(木)、気象庁は6月4日から7月3日までの1か月予報を発表しました。

梅雨前線が次第に本州付近に停滞しやすくなり、雨の季節の本番に入ります。全国的に気温は低めで、関東や東北の太平洋側などは梅雨寒の時期がある予想です。

梅雨本番に突入

この先1か月の降水量予想
梅雨入りのタイミングは少し遅れているものの、6月中旬になると梅雨前線は本州付近まで北上しやすくなり、広い範囲で梅雨空が続く見込みです。

西日本、東日本を中心に梅雨らしいすっきりしない日が多くなり、降水量は平年並みの予想となっています。梅雨前線の活動が活発になるタイミングでは、大雨のおそれがありますので、雨への備えは欠かせません。

沖縄では梅雨前線が北上するタイミングで梅雨が明け、夏がやってきます。

6月前半は肌寒いくらいの日も

この先1か月の気温予想
6月前半はオホーツク海高気圧が勢力を強め、北日本や東日本の太平洋側を中心に冷たい北東の風が吹き込みやすくなります。いわゆる梅雨寒のパターンで、昼間でも肌寒いくらいの日がある見込みです。

気象庁は8日(水)頃からの5日間の平均気温が平年をかなり下回る可能性が高いとして、全国の広範囲を対象に低温に関する早期天候情報を発表しました。

6月後半になると梅雨前線の北上とともに暖かく湿った空気が流れ込むようになり、次第に平年並みに戻る所が多くなります。

それでも1か月の平均気温は西日本の各地や関東甲信で平年より低く、東海や北陸、北日本は平年並みか平年より低い予想です。ただ、この時期は晴れると気温が上がるため、気温の変化にお気をつけください。
» 梅雨入りなど今後の天気傾向
» その他のニュースをアプリで見る