facebook line twitter mail

東海で局地的に土砂降りの雨 西日本も次第に雨の範囲広がる

2022/05/26 10:12 ウェザーニュース

上空に寒気を伴った低気圧が西から近づき、今日26日(木)は西日本で天気が下り坂です。また、太平洋側では南東からの湿った風の影響を受けて、東海は局地的に朝から土砂降りの雨となっています。

東海で1時間に29.0mmの強い雨を観測

低気圧に近い日本海側や南東からの湿った風の影響を受ける太平洋側の早い所では、沿岸部を中心に朝から雨が降っている所があります。

今朝は東海地方で異なる風向きの境界付近にシアーラインが形成されて局地的に雨雲が発達しています。7時までに1時間で三重県志摩市・阿児で29.0mmの強い雨を観測。東海では、昼頃にかけて同じようなエリアで雨雲が停滞する見通しのため、局地的にザッと強まる雨に注意が必要です。

また、九州南部にも雨雲が広がりはじめ、1時間に鹿児島県屋久島町で16.5mmの雨を観測しました。
» 最新の雨雲レーダー

午後にかけて雨の範囲は広がる

雨の予想 26日(木)18時
このあとは低気圧がゆっくり近づくとともに大気の状態が不安定となり雨雲が発達していきます。午後になると雨の範囲はさらに広がり、夕方の帰宅時間帯はほとんどの所で雨が降る見込みです。

夕方には九州や中国、四国に活発な雨雲がかかり、夜になると近畿でも雨雲が発達します。局地的には1時間に40mmを超えるような激しい雨になるおそれもあるため注意が必要です。
» 雨のピークをアプリで見る