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西日本、東日本の内陸で雨雲発達 局地的に雷雨や雹(ひょう)

2022/05/25 15:18 ウェザーニュース

今日25日(水)は大気の状態が不安定で、西日本、東日本の内陸部では雨雲が発達しています。局地的には雷雨や雹(ひょう)になっており、夕方にかけて落雷などに注意が必要です。

夕方にかけて注意が必要

日本列島の上空を寒気を伴った気圧の谷が通過中です。地上付近の気温が上がったことで大気の状態が不安定になり、内陸部では急速に雨雲が発達してきました。

一つ一つの雨雲は小さいものの活発で、解析雨量では1時間に50mmを超えるような激しい雨になっている所もあるとみられます。発達した雨雲の周辺では雷が頻発している状況です。
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雲を動かす上空の風が弱いため、同じような所で数時間程度、強い雨が続く可能性があり、局地的には1時間に30~50mmの激しい雨が降って、道路冠水や視界不良などのおそれがあります。一方で、平野部には雨雲が移動がしないため、東京都心や大阪市などで雷雨となる可能性は低い見通しです。

また、落雷や突風、雹(ひょう)などを伴うこともありますので、雷鳴が激しくなってきたら特に注意が必要です。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
山梨県山梨市の空さん