今週は梅雨前線が沖縄付近に停滞する見込みです。週の後半の天気の崩れは、寒気を伴った低気圧やそこから伸びる前線によるもので、このタイミングでの梅雨入りはまだないとみられます。

29日(日)頃から前線は北上の気配を見せ、来週30日(月)には九州にかなり近づく予想です。ここで梅雨入りしてもおかしくはありませんが、31日(火)以降は一旦、前線の南下が予測されているため、ウェザーニューズ予報センターでは6月に入ってから西日本、東日本で順次梅雨入りする可能性が高いとみています。
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10日間予報では、鹿児島や四国は30日(月)に雨が予想され、その後もすっきりしない天気が続きます。31日(火)や6月1日(水)の天気の状況によって梅雨入りのタイミングが少し前後する可能性があります。

大阪も31日(火)以降は雲が広がるものの、現時点では雨が予想されていません。東京はこの期間、まだ曇りや雨の日が続く状況ではなく、関東甲信の梅雨入りは早くても6月2日(木)以降となる見込みです。

いずれにせよ本格的な雨のシーズンは着実に近づいています。今週の晴れた日の日差しは有効に活用し、大雨への備えは早めに済ませるようにしましょう。
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