上空の高い所に薄雲が広がる
この光のリングは「ハロ」と呼ばれる現象です。
ハロは、上空の高いところに太陽が透けて見えるくらいの薄い雲が広がっている時に、太陽の周りにボンヤリと見えるリング状の明るい部分のことを指します。暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれる虹色現象です。
通常の虹とは違い、上空の薄雲を構成する氷の粒によって太陽光が内側に曲げられ、光の強い部分がリング状に見られます。
ハロは、上空の高いところに太陽が透けて見えるくらいの薄い雲が広がっている時に、太陽の周りにボンヤリと見えるリング状の明るい部分のことを指します。暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれる虹色現象です。
通常の虹とは違い、上空の薄雲を構成する氷の粒によって太陽光が内側に曲げられ、光の強い部分がリング状に見られます。
ジェット気流に伴う薄雲
今日のハロを創り出している薄雲は、上空の強い西風ジェット気流の周辺で発生した雲です。気象衛星ひまわり8号による可視画像では、朝鮮半島付近から西日本の上空を通って、一部が太平洋まで広がっていることがわかります。
薄雲は午後にかけて東に拡大する予想で、このあとは東海、関東など東日本でもハロやアークといった光学現象が見られる可能性があります。空の変化に注目してみてください。
※太陽を肉眼で見ると失明などのおそれがあり危険です。空を観察する際は直接太陽光を目に入れないよう注意してください。
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薄雲は午後にかけて東に拡大する予想で、このあとは東海、関東など東日本でもハロやアークといった光学現象が見られる可能性があります。空の変化に注目してみてください。
※太陽を肉眼で見ると失明などのおそれがあり危険です。空を観察する際は直接太陽光を目に入れないよう注意してください。
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参考資料など
気象衛星可視画像:NICT-情報通信研究機構