おかしいと思ったらケア
仕事や学業が本格的に忙しくなってきたのに、どうも調子が出ないということはないでしょうか。
「4月からの会社や学校、人事異動などで新しい環境での生活が始まりましたが、大型連休で一度途切れた緊張を再び戻さなくてはいけないのが大変です。さらに、春から夏にかけての気象状況の変化も加わります。こういったことから、この時期に起きやすいストレス症状が、俗にいう“五月病”です」(瀬戸先生)
「4月からの会社や学校、人事異動などで新しい環境での生活が始まりましたが、大型連休で一度途切れた緊張を再び戻さなくてはいけないのが大変です。さらに、春から夏にかけての気象状況の変化も加わります。こういったことから、この時期に起きやすいストレス症状が、俗にいう“五月病”です」(瀬戸先生)
五月病のストレスをチェック!
「次のような症状が1つでもあれば、五月病といえるかもしれません」と瀬戸先生は注意を促します。まずは無理せず、順応していくよう心がけましょう。
▼するべきことができない、日中ぼーっとする
→体のオン・オフを司る自律神経が乱れてストレスに
▼やる気が出ない、気持ちがあっても行動にも移せない
→意欲がわかない焦りからストレスに
▼頭が働かない、効率よく物事をこなせない
→連休後で体も心も疲れてストレスに
▼気象状況の変化についていけない
→気圧や気温の変化がストレスに
「これらのストレスを軽減するツボを紹介しましょう。心当たりがいくつかある場合は、複数押して大丈夫です」(瀬戸先生)
▼するべきことができない、日中ぼーっとする
→体のオン・オフを司る自律神経が乱れてストレスに
▼やる気が出ない、気持ちがあっても行動にも移せない
→意欲がわかない焦りからストレスに
▼頭が働かない、効率よく物事をこなせない
→連休後で体も心も疲れてストレスに
▼気象状況の変化についていけない
→気圧や気温の変化がストレスに
「これらのストレスを軽減するツボを紹介しましょう。心当たりがいくつかある場合は、複数押して大丈夫です」(瀬戸先生)
5月のストレスを解消するツボ
璇璣(せんき)〜自律神経によるストレスに〜
「自律神経の乱れによるストレスによく効くツボです。朝起きるのが辛く日中ぼーっとしてしまう、夜にうまく睡眠が取れない、というときに有効です。左右の鎖骨を結んだ中央部の窪み(天突/てんとつ)から、親指の幅1本分下にあります。昼間は起きるためにやや強めに叩き、夜は寝るためにやさしくトントンと叩きます」(瀬戸先生)
遍歴(へんれき)〜意欲がわかない焦りによるストレスに〜
「やる気があるのに行動に移せないというのは、頭にエネルギーが上がってしまっている状態です。その焦りからストレスにもなります。遍歴を使うとエネルギーがうまくやる気になり、ストレスが解消されます。親指の付け根のへこみから、肘の曲がりジワに向かって指4本分のところにあります。やや強めの刺激となるよう押しましょう」(瀬戸先生)
山根(さんこん)〜頭が働かないストレスに〜
「頭がぼんやりした状態で無理に仕事や勉強をがんばると、効率が悪くそれもストレスとなってしまいます。山根は、体も心も疲れて頭が働かなくなっているときに、覚醒させてくれるツボです。両目の目頭(内眼角)を結んだ中間にあるのが山根です。顔は刺激に敏感なのであまり強く押しすぎず、優しく触れるくらいで効果があります」(瀬戸先生)
液門(えきもん)〜気象状況の変化についていけないストレスに〜
「人の体の60〜70%は水分で、気圧や気温の変化の影響を受けやすいのです。液門は体のなかの水の流れを調整するツボです。手の甲の指の付け根で、薬指と小指の間のへこみの押すと少し痛む場所にあります。液門は痛気持ちいいくらいに押してもよいツボなので、ジワっと圧が加わるように押しましょう」(瀬戸先生)
「ツボだけではなく、1日のリズムを作る工夫も併せて行いましょう。なるべく夜更かしをしない、朝起きる時間を一定にする、朝ご飯を食べておくといったことでよいのです」(瀬戸先生)
5月の爽やかな季節にストレスで調子を崩すのは残念です。心身を整え、活動的に過ごしていきましょう。
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