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低気圧が通過して荒天に 西・東日本太平洋側は大雨のおそれ

2022/05/13 16:09 ウェザーニュース

今日13日(金)は本州南岸の梅雨前線が北上して西日本や東日本の広範囲で本降りの雨になっています。

前線上の低気圧が通過する西日本太平洋側~東海エリアでは今夜にかけて大雨に警戒が必要です。

1時間に50mm超の非常に激しい雨のおそれ

前線の雨雲が流れ込んで西日本や東日本の広範囲で本降りの雨になっています。福岡県久留米市の耳納山(ミノウサン)では午前中、1時間に34mmの激しい雨を観測しました。

この後は前線上に発生した低気圧が東に進みながら西日本や東日本の太平洋側を通過します。低気圧の発達した雨雲が次々と流れ込み、九州南部や四国太平洋側、紀伊半島南部や東海エリアでは荒れた天気となるおそれがあります。局地的に1時間に50〜70mmの非常に激しい雨に見舞われる可能性があるため、道路冠水や河川の増水に警戒してください。
>>最新の雨雲レーダー

今夜は東海も荒天 土砂災害のおそれも

低気圧の移動に伴って東海エリアでは夕方以降、関東でも明日14日(土)の未明〜明け方には南部を中心に雨風が強まるとみています。

宮崎県や高知県の一部では降り出しからの積算雨量が200mmを超えている地点があり、静岡県内でも今日中に積算雨量が200mmに達する可能性があります。土砂災害のリスクが高まるため、荒天の間はむやみに外出をせず安全な屋内で過ごすようにしてください。
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