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午後は西日本太平洋側で激しい雨に警戒 低気圧が通過

2022/05/13 13:46 ウェザーニュース

日本列島の南岸に梅雨前線が停滞している影響で、西日本ではほぼ全域で雨が降っています。

午後は前線上を低気圧が通過するため、太平洋側では激しい雨になるおそれがあり、大雨に警戒が必要です。

局地的に雨雲が発達 強い雨も

西から広がるまとまった雨雲が拡大して、昼過ぎには西日本はほぼ全域でしっかりとした雨が降っています。

湿った空気が流れ込みやすい九州の東シナ海側や豊後水道周辺、紀伊半島の南部などでは局地的に雨が強まりました。12時までの1時間に佐賀県の佐賀空港では17.5mm、山口県防府市では16.0mmを観測するなど、発達した雨雲の下では土砂降りの雨になっています。
>>27時間先までの雨雲レーダーをアプリで見る

午後は低気圧が通過 大雨に警戒を

雨の予想 13日(金)18時
午後は梅雨前線上に発生した低気圧が、西日本の太平洋側を通過します。低気圧に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込むため、雨雲が発達しやすい状況です。九州南部や四国太平洋側、紀伊半島南部では局地的に雷を伴って1時間に50mmを超えるような非常に激しい雨となるおそれがあります。道路冠水や河川用水路の増水に警戒が必要です。

また、宮崎県や高知県の一部では降り出しからの積算雨量が200mmを超えている地点があり、土砂災害のリスクも高まっています。急な斜面などには近づかず、安全なところで過ごすようにしてください。
>>このあとの雨の強さやピークを詳しく解説〔会員メニュー〕