facebook line twitter mail

関東は明日朝に激しい雨のおそれ 太平洋側を中心に大雨警戒

2022/05/12 16:02 ウェザーニュース

太平洋沿岸まで北上してきた前線や、前線上を進む低気圧の影響で雨の強まっている所があります。明日13日(金)の朝は関東でも雨が強まる見込みです。14日(土)にかけて激しい雨や大雨に警戒をしてください。

1時間に30mm以上の雨で道路冠水のおそれ

低気圧や前線に伴う雨雲は午後になって東日本にも広がってきました。関東でも南部から弱い雨が降り出しています。

四国を中心に活発な雨雲がかかり、15時30分までの1時間には高知県土佐清水市で15.5mm、徳島県海陽町で15.0mmの雨を観測しました。近畿や東海でも本降りの雨の所が増えています。

夕方以降は活発な雨雲が四国から紀伊半島、東海などを通過し、局地的には1時間に30mmを超える激しい雨を降らせる見込みです。夜間帯の激しい雨ですので、車の運転時は視界の悪化や道路冠水などに警戒をしてください。
» 最新の雨雲レーダー

関東は明日の朝、沿岸部中心に激しい雨

13日(金)朝の雨雲の予想
関東は低気圧や前線が近づく明日13日(金)の朝に雨が強まります。南部の沿岸を中心に1時間に30mmを超えるような激しい雨が降り、東京都心なども土砂降りの雨になる見込みです。

雨のピークと通勤・通学時間が重なる可能性がありますので、少し早めに準備を開始し、最新の気象情報や運行情報などを確認するようにしてください。

一旦、雨が小康状態となる西日本には次の低気圧が近づき、明日の午後からは再び雨が強まる予想となっています。少なくとも明日いっぱいは激しい雨への警戒が必要です。

東海や近畿で総雨量は300mm前後に

14日(土)昼までの予想積算雨量
西日本では明日13日(金)いっぱい、東日本では14日(土)の午前中にかけて断続的な強雨となる見込みです。

14日(土)昼にかけての総雨量は、多い所で300mm前後に達するおそれがあります。もともと雨の多い地域ではありますが、これだけの雨が降れば河川が増水したり、土砂災害が発生してもおかしくありません。関東でも箱根など西部の山沿いや千葉県南部で200mm近い雨が予想されており、警戒が必要です。

今年になって最初の大雨になる所もありますので、雨の対策が確実に行われているか、このタイミングでしっかりと確認を行ってください。
» 大雨影響ピンポイント予測(会員限定)
» 27時間先までの雨雲予想をアプリで見る

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
黒潮人さん