スギ・ヒノキ花粉のシーズン終了
東京の花粉飛散数に注目してみると、2月中旬にスギ花粉のシーズンに入り、特に3月上旬から下旬にかけて気温の上昇や強風によって大量飛散する日がありました。
3月下旬になるとヒノキ花粉が徐々に増加し、4月上旬にはヒノキ花粉が主役となって飛散量が増加しました。ただ、ヒノキ花粉のピークはスギほど長くは続かず、4月中旬頃からは大量飛散が見られなくなり、5月にかけて徐々に飛散数が減少していく傾向になりました。
このため、東京など関東では5月4日頃にヒノキ花粉のシーズンも終了したと判断しました。
3月下旬になるとヒノキ花粉が徐々に増加し、4月上旬にはヒノキ花粉が主役となって飛散量が増加しました。ただ、ヒノキ花粉のピークはスギほど長くは続かず、4月中旬頃からは大量飛散が見られなくなり、5月にかけて徐々に飛散数が減少していく傾向になりました。
このため、東京など関東では5月4日頃にヒノキ花粉のシーズンも終了したと判断しました。
花粉症の症状も落ち着く
ウェザーニュースでは、アプリユーザーのみなさんに毎の日花粉の症状を「大丈夫」「ややつらい」「つらい」「非常につらい」の４択で伺っています。
「大丈夫」の回答を除き、2月1日から5月9日までの東京のみなさんの報告に注目してみると、「ややつらい」「つらい」「非常につらい」の報告数は花粉の飛散数と比例するように3月中旬から4月上旬にかけて多くなりました。
その後、4月中旬頃からは花粉の飛散ピークを越えたため、報告数も徐々に減少傾向になり、5月に入ってからは症状もかなり落ち着いてきたことがわかります。
【県別の花粉シーズン終了時期】
▼4月25日
鹿児島
▼4月27日
熊本・宮崎
▼4月28日
福岡・佐賀・長崎・大分・高知・愛媛・山口・広島・島根・岡山・鳥取・和歌山・三重
▼5月3日
新潟・富山・石川・福井県・滋賀・京都・大阪・奈良・兵庫・香川・徳島
▼5月4日
東京・神奈川・埼玉・千葉・栃木・群馬・山梨・静岡・愛知
▼5月5日
岐阜・長野・福島・宮城・山形・岩手・秋田
▼5月9日
青森
「大丈夫」の回答を除き、2月1日から5月9日までの東京のみなさんの報告に注目してみると、「ややつらい」「つらい」「非常につらい」の報告数は花粉の飛散数と比例するように3月中旬から4月上旬にかけて多くなりました。
その後、4月中旬頃からは花粉の飛散ピークを越えたため、報告数も徐々に減少傾向になり、5月に入ってからは症状もかなり落ち着いてきたことがわかります。
【県別の花粉シーズン終了時期】
▼4月25日
鹿児島
▼4月27日
熊本・宮崎
▼4月28日
福岡・佐賀・長崎・大分・高知・愛媛・山口・広島・島根・岡山・鳥取・和歌山・三重
▼5月3日
新潟・富山・石川・福井県・滋賀・京都・大阪・奈良・兵庫・香川・徳島
▼5月4日
東京・神奈川・埼玉・千葉・栃木・群馬・山梨・静岡・愛知
▼5月5日
岐阜・長野・福島・宮城・山形・岩手・秋田
▼5月9日
青森
北海道はシラカバ花粉の飛散に注意
九州から東北のスギ・ヒノキ花粉の季節は終了しましたが、北海道ではシラカバ花粉の本格飛散が始まっています。花粉症の皆さんはしっかりと対策をしてお過ごしください。
» ピンポイント花粉飛散状況・予想
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参考資料など
※ダーラム法：24時間屋外にスライドガラスを置き、付着した花粉を顕微鏡で見て数える方法
