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家庭菜園を成功させたい!良い苗木の選び方のコツ

2022/05/13 09:46 ウェザーニュース

5月は気温が安定して、野菜の植え付けには最適の時季。せっかく家庭菜園をやるなら豊作を狙いたい、という方も多いと思います。そこで家庭菜園を成功に導く、良い苗の選び方のコツを山形県天童市の果樹・野菜農家、ヒロ・スマイルファームの後藤広美さんに伺いました。

苗木を買う2週間前に土づくり

家庭菜園を成功させるには、まず苗を買う前に土づくりをすることが重要だといいます。

「地面に直植えする場合は、植える2週間ぐらい前までに赤玉土、苦土石灰(くどせっかい)、堆肥、腐葉土、発酵鶏糞などをすき込んで土づくりをしておきます。配合量などがわからなければ、元肥入りの培養土を用意してください。あとは支柱やネットなどを用意し、風通しや陽当たりを確認しておきましょう」(後藤さん)

土づくりをしたら苗木を選ぶわけですが、その選び方を教えてください。

良い苗の選び方

「土づくりをきちんとしていても、苗木がよくなければ豊作は望めません。ホームセンターなどに出向いてたくさん並んでいる苗の中から良いものを選ぶには、苗の様子を観察することです」(後藤さん)

【良い苗を選ぶコツ】
・苗がイキイキとして、葉がピンとしている
・一番下にハリのある緑の双葉がついている
・下の方の葉が厚く、色が濃い
・葉と葉の間の茎が太くて短い
・花がついているものは大きく色鮮やかでたくさんついている
・ポットの下から見える根が白くてイキイキしている

失敗が少ないのは接木苗

さらに成功を目指したいなら、『接木(つぎき)苗』がおすすめだそうです。

「接木苗とは収穫を目的とした実をつける『穂木』と耐病性があって土台となる『台木』を接いだ苗のことです。接木苗は、普通の苗と比べると3倍ぐらい高いのですが、家庭菜園など狭いところで毎年同じ野菜を栽培したい場合には特におすすめです。

というのも、同じ場所で栽培し続けると、野菜の種類(ナス、トマト、キュウリなど)によっては病害虫の被害や収穫量の減少(連作障害)が起こります。接木苗ならこれを防ぐことができるからです。

去年と同じ場所にナスやトマト、キュウリなどを植えたい場合には、ぜひ接木苗を選んでください」(後藤さん)

苗を買ってきたら、すぐ植え付けないで3日程度ポットに入れたままにして水やりをしながら観察し、しおれたり、花芽が落ちたりしなければ植え付けるようにすると良いそうです。

今年は家庭菜園で新鮮な野菜をたくさん収穫して楽しみましょう。

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