北日本の上空1500m付近には＋12℃前後の暖かな空気が流れ込み、朝からしっかりと日差しが届いたことで気温が上がりました。

特に山越えの風によるフェーン現象が発生した所で気温の上昇が目立ち、岩手県岩泉町と秋田県横手市で32.0℃を観測。これは今年に入ってからの全国最高気温です。そのほか、北海道佐呂間町や遠軽町では北海道で今年初めての真夏日を記録。15時までに今年最多となる24地点で30℃以上の真夏日となっています。

西日本、東日本は雲が多めとなった太平洋側で気温の上昇が抑えられ、25℃以上の夏日の所は少なくなりました。

明日7日(土)の北日本は暖かな空気が東に抜けていくため、今日ほどは気温が上がりません。それでも昼間は気温が高めで、旭川市で24℃など日差しの下では少し汗ばむ陽気です。

ただ、前線が通過して雨が降った後は冷たい空気に入れ替わり、夜遅くからは気温が一気に下がりますので、帰宅時間が遅い場合は上着をご用意ください。

関東はすっきりしない天気で、東よりの冷たい風が吹き込むため20℃に届かない予想となっています。昼間でも少し肌寒いくらいとなる見込みです。西日本や東海は25℃前後まで上がって、初夏の陽気となります。
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