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北海道で今年初の真夏日 朝から30℃近く上がったところも

2022/05/06 12:35 ウェザーニュース

今日6日(金)は晴れているところが多く、北日本や北陸ではスッキリした青空が広がり気温が上昇しています。

東北太平洋側や北海道では、山越えの風によるフェーン現象で朝から気温が一気に上がり、午前中のうちに30℃以上の真夏日となりました。北海道で真夏日となるのは今年初めてのことです。

上空の暖気+フェーン現象で気温急上昇

北日本の上空には暖かな空気が流れ込んでいて、強い日差しと山越えの暖かい風によるフェーン現象なども加わって、朝から気温が急上昇中です。

北海道大空町にある女満別空港では、11時45分に30.0℃を観測して、北海道で今年初の真夏日となりました。札幌市でも9時半過ぎに25℃を超えて今年初めての夏日を観測しています。

東北でも気温が上がり、12時までの最高気温は岩手県岩泉町で31.2℃、青森県三戸町で30.9℃と真夏日となっているところがあります。

朝との気温差が30℃近い地点も

北海道オホーツク海側の内陸部では、今朝は放射冷却現象が効いて冷え込みが強まりました。そのため、気温の上がっている昼間との温度差が非常に大きくなっています。

道東にある中札内村(なかさつないむら)では、今朝は-0.9℃と氷点下まで気温が下がりましたが、12時前には27.4℃まで急上昇。朝から30℃近くも一気に上がったことになります。

このあとも午後にかけては30℃近くまで気温が上がる一方で、日が沈むと一気に気温が下がります。激しい気温差で体調を崩さないよう十分に注意をしてください。
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