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祝日の夕暮れにハロ 明日も広く可能性あり

2022/05/04 18:19 ウェザーニュース

みどりの日の今日4日(水)は移動性高気圧に覆われて東北~九州の広範囲で晴天が広がりました。日没を迎えて高知県須崎市では「ハロ」とともに沈む太陽が見られました。

ハロは上空高いところに太陽が透けて見えるくらいの薄い雲が広がっている時に、太陽の周りにボンヤリと見えるリング状の明るい部分のこと。通常の虹とは違って、上空の薄雲を構成する氷の粒によって太陽光が内側に曲げられて(屈折して)、光の強い部分が環状に見える現象です。

今回のハロは、本州の南岸に停滞する梅雨前線の影響で上空に薄雲が広がり出現しました。明日5日(木)も梅雨前線は本州の南岸に停滞するため、西日本や東日本の太平洋側ではハロなどの虹色現象が見られる可能性があります。是非空を見上げてみてください。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)ソラピーさん