上に伸びて、四角く見えた
蜃気楼は、太陽光線が密度の異なる大気を通過する際に屈折して、すこし離れたところの景色が、実際とは違う形に見える現象です。光は大気中の密度に差がない時は真っ直ぐ進みますが、密度に差がある場合は、密度がより高い方(温度が低いほう)へと進む性質があります。
蜃気楼には「上位蜃気楼」と「下位蜃気楼」がありますが、今回の太陽が四角く見えたのは「上位蜃気楼」によるものです。放射冷却の影響で海面付近の空気が冷やされたため、屈折が発生したと考えられます。
写真が撮影された湯梨浜町に近い、鳥取県倉吉市や鳥取市では5℃前後まで冷え込みました。そのため、上図の左側ように実景の上の方に太陽が伸びて見えたため、太陽が四角のような形に見えたものになります。
気温差の大きい季節だからこそ見られた自然の神秘ですね。
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蜃気楼には「上位蜃気楼」と「下位蜃気楼」がありますが、今回の太陽が四角く見えたのは「上位蜃気楼」によるものです。放射冷却の影響で海面付近の空気が冷やされたため、屈折が発生したと考えられます。
写真が撮影された湯梨浜町に近い、鳥取県倉吉市や鳥取市では5℃前後まで冷え込みました。そのため、上図の左側ように実景の上の方に太陽が伸びて見えたため、太陽が四角のような形に見えたものになります。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)れんさん