本州の南岸を進む低気圧の影響で、午後になり活発な雨雲は近畿や東海に移動してきました。15時までの1時間には和歌山県新宮市で36.0mmの激しい雨。京都府京都市で21.0mm、三重県志摩市・阿児で21.5mmの強い雨を観測しています。午前中はぱらつく程度の雨だった関東も広い範囲で本降りの雨です。

低気圧の周辺では突風の吹いている所があり、高知県室戸市・室戸岬では最大瞬間風速30.4m/s、和歌山県和歌山市では27.6m/sを観測。気圧差が大きくなっている日本海側でも局地的に風が強く、京都府京丹後市・間人で25.1m/sを観測しました。
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夕方以降は低気圧が通過する関東で雨のピークとなり、局地的に1時間20mm以上の強い雨の降るおそれがあります。大きな水たまりができるなど、路面状況が悪化しますので、車を運転する際はスピードを控えめにし、しっかりと車間距離を取るように心がけてください。

また、沿岸部を中心に風も強まり、瞬間的には25m/sを超えるような暴風となるおそれがあります。横殴りの雨となりますので、風雨のピークの移動はできるだけ避け、やむを得ない場合は十分な注意が必要です。

東北でも雨の範囲が広がっています。上空1500m付近には0℃以下の寒気が南下するため、山沿いでは夕方以降、雪に変わる所がある予想です。

特に北上山地など太平洋側の山沿いで雪になりやすく、標高の高い峠道では積雪や凍結のおそれがあります。連休を利用して車で移動を予定されている方は、冬用タイヤやチェーン等の滑り止め装備が必要になります。

すでに夏タイヤにタイヤ交換を済ませている方が多い時期です。ノーマルタイヤでの走行は危険が伴いますので車の利用はおやめください。
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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
めらるーさん