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北海道 ゴールデンウィークの初日の空を彩る虹色現象

2022/04/29 09:15 ウェザーニュース

ゴールデンウィーク初日となる今日29日(金)の北海道の空に、様々な虹色現象が現れました。午後にかけても見られる所が多い見込みです。

複数の虹色現象が同時に出現

北海道は道南から道央を中心に上空の高い所に広がる薄雲に覆われています。薄雲を構成している氷の粒が太陽の光を屈折させるなどして、様々な虹色現象を創り出しました。

札幌市では太陽の周りの取り囲む円形のハロや上下に現れるタンジェントアーク、太陽の左右に見える明るい部分である幻日、さらに太陽と幻日を結ぶ幻日環が同時に見られています。これだけに虹色現象が同時に見られるケースはそれほど多くはありません。
» 北海道の虹色現象

午後にかけても虹色現象が見られるチャンス

様々な虹色現象
北海道は午後にかけて多少、雲の厚みが増すところはあるものの、薄雲の広がりやすい状況が続く見込みです。今朝とは違うエリアでハロなどの虹色現象が現れる可能性があります。

太陽高度の高い時間帯には地平線近くに環水平アークが見られたり、太陽高度が下がってくる夕方には空の高い所に逆さ虹とも呼ばれる環天頂アークが現れるかもしれません。

今日は空の変化に注目の一日です。

※太陽を肉眼で見ると失明などのおそれがあり危険です。直接太陽光を目に入れないよう注意してください。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
チャピぞーさん