2020年6月以降は同様の現象を時折観測
十勝岳の62-2火口付近では、2020年6月に20年ぶりとなる火映が観測されたあと、同様の現象が時折観測されています。今回の観測は昨年2021年8月7日以来で、およそ8か月ぶりです。
気象台が4月28日(木)に発表した資料によると、この現象の前後で火山性地震の増加や火山性微動は観測されず、62-2火口の噴煙や地殻変動には特段の変化はないとのことです。火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められないとして、噴火警戒レベルは1を継続しています。ただ、火山ガスの濃度が高くなっている可能性がありますので火口周辺では注意してください。
また、十勝岳では長期的には噴煙の高い状態、地熱域の拡大や温度上昇、傾斜変動、地震の一時的増加など活発な火山活動の継続を示す現象が観測されているため、今後の推移に注意が必要です。
» ウェザーニュース 火山情報
気象台が4月28日(木)に発表した資料によると、この現象の前後で火山性地震の増加や火山性微動は観測されず、62-2火口の噴煙や地殻変動には特段の変化はないとのことです。火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められないとして、噴火警戒レベルは1を継続しています。ただ、火山ガスの濃度が高くなっている可能性がありますので火口周辺では注意してください。
また、十勝岳では長期的には噴煙の高い状態、地熱域の拡大や温度上昇、傾斜変動、地震の一時的増加など活発な火山活動の継続を示す現象が観測されているため、今後の推移に注意が必要です。
» ウェザーニュース 火山情報
参考資料など
写真:気象庁 火山監視カメラより