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北海道で砂埃が舞い上がる 低気圧が急発達し暴風や高波に警戒

2022/04/27 10:13 ウェザーニュース

今日27日(水)は北海道の北を低気圧が通過しています。北海道では西風が強まり、砂埃が舞い上がる様子がみられました。

一部には暴風警報が発表中で、この後はさらに低気圧が発達するため、飛来物や視界不良、高波に警戒が必要です。
» 北海道の砂埃の様子〔写真・動画〕

最大瞬間風速25m/sを超えるところも

北海道の北を通過する低気圧と、日本のはるか東の海上に中心を持つ高気圧との間で等圧線の間隔が狭くなっています。北海道は全道的に西寄りの風が強く吹いていて、平均で10m/sを超えているところが多い状況です。

9時31分には、十勝地方沿岸部の広尾で最大瞬間風速28.8m/sを観測しました。気象台は先ほど9時42分に、広尾町に暴風警報を発表しています。

飛来物や視界不良に要注意

低気圧は今後も発達を続け、爆弾低気圧レベルで急速に発達する予想です。北海道は日本海側や太平洋側の沿岸部を中心に、最大瞬間風速が30m/s近くになるおそれがあります。

飛来物はもちろん、砂埃が舞い上がるなどで視界が非常に悪くなることがあります。車の運転などは十分注意をしてください。

波も高く海は大荒れになりますので、船の様子を見に行くことは避けた方が安心です。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
のんびりパパさん