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北海道の気温は地域差大 風の影響で10℃以上の違い

2022/04/26 13:56 ウェザーニュース

今日26日(火)の北海道は気温の地域差が非常に大きくなっています。20℃を超えている所がある一方で、昼間でも一桁の所もある状況です。

25℃近くまで上がった所も

気温が上がっているのは道北の内陸部や道東のオホーツク海側です。20℃以上を示すピンク色の表示の所が多く、13時の気温は旭川市で23.3℃、遠軽町で23.9℃を観測しています。

その一方で太平洋側の各地や道北のオホーツク海側は午後になっても気温が上がらず、5~10℃を示す緑色の表示が目立っています。釧路市と室蘭市はともに8.9℃しかありません。

気温の差をもたらしているのが風です。太平洋側の各地は海からの冷たい風が吹き込んでいて気温が上がらず、その風が山越えとなりフェーン現象が加わった地域は20℃を超えています。

明日は道内の気温差が縮小

今夜から明日27日(水)の朝にかけて低気圧が通過して、天気の崩れる所が多くなります。昼間は天気が回復するものの、上空には冷たい空気が流れ込む見込みです。今日は20℃を超えている地域でも明日はそこまで気温が上がらない予想となっています。

西よりの風が強まるため太平洋側の低温傾向は解消し、釧路市の最高気温は15℃と今日よりも上がる見込みです。明日は極端に気温の高い所、低い所ともになく、道内の気温差は縮小します。
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