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今夜「4月こと座流星群」の観測チャンス 翌朝にかけ出現ピーク

2022/04/22 11:21 ウェザーニュース

「4月こと座流星群」の活動がピークに近づき、今夜が見頃となります。

活動の極大時刻は明日23日(土)4時頃と予想されていて、放射点が昇る今夜20時頃以降、明日23日(土)の明け方にかけてが観測のチャンスです。出現数はあまり多くないため、見えたらラッキー!くらいの気持ちで眺めてみてください。

深夜になると下弦の月が昇ってくるため暗めの流星は見つけづらくなりますので、月明かりを視界に入れないように夜空を眺めるのが良さそうです。

気になる天気は

西日本〜東日本の広範囲で午後は天気が回復し、晴れる所が多い予想です。明日になると天気は下り坂になりますが、今夜いっぱいは晴れて天体観測に問題のない天気となる所が多そうです。

一方、低気圧が北海道の北を東進するため、前線が接近してくる北日本の各地では朝が近づくにつれて雲の多い空となる見通しです。

また、沖縄や奄美も湿った空気の影響で周囲に雨雲が多く、流星観測はかなり難しい天気となりそうです。雲の隙間から流れ星が見られたらラッキーです。
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どのくらい流れる流星群?

4月23日(土)2時 東の空(東京)
★ピーク予想 4月23日(土) 4時頃
★母天体   サッチャー彗星

春の夜空を彩る「4月こと座流星群」は、毎年4月22日の前後に活動が活発になる流星群です。三大流星群と比べると流れる数の多い流星群ではないため、出現する数は見晴らしが良いところでも1時間あたり5個程度となりそうです。見えたらラッキー!というくらいの気持ちで、気軽に空を見上げてみてください。

流星群の流れ星は、放射点(*)があること座の周辺のみに出現するわけではなく、放射点を中心に四方八方に流れるため、夜空のどこにでも現れます。軌跡の長い流星を見たい場合は放射点から90度程度離れた方向を見るのがおすすめです。

*流れ星(群流星)が飛び出してくるように見える天球上の点で、流星群に属する流れ星はこの点を中心に放射状に流れます。

4月こと座流星群の特徴

(1)突発的な流星数の増加も
こと座流星群は突発的に流星数が増加することがあり、過去には1時間に100個以上の流星が観測されたこともありました。ただ、近年は通常の活動が続いているため、過度な期待はしないほうが良さそうです。

(2)火球が出現することも
こと座流星群は観測出来る流星数は少ないものの、ひときわ明るい「火球」と言われる流れ星が出現することがあります。
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4月こと座流星群 ライブ配信


4月こと座流星群がピークを迎える今夜の夜空をインターネット生配信します。天気が悪い地域の方もご期待ください。
※ページ内で再生が出来ない場合は、https://youtu.be/1h_lf1rzGU4からご覧ください。