来週前半は日本列島の南岸に前線が停滞しやすい気圧配置になる見込みです。日本の南東の海上に中心を持つ高気圧から吹き出す風によって、西日本や東日本の太平洋側には、湿った空気が流れ込みやすく、曇りや雨のぐずついた天気になる予想です。

それに加えて、中国大陸からも暖かく湿った空気が流れ込むため、前線付近では雨雲が発達しやすくなり、西日本・東日本の太平洋側では雨量が多くなるおそれがあります。

その先については、日本の気象庁や世界各国の気象機関の予測モデルを見ると予想にバラつきがあり、来週後半以降については雨が降るかどうかはまだ不確実性が大きくなっています。

日が経つにつれて情報が精査されていくため、現在発表されている天気予報から変更となる可能性は否定できません。もちろん、曇りや雨が続いてしまい梅雨入りしたときのような天気になる可能性もありますが、まだ予報の信頼度はかなり低い状況です。

5月はじめにかけては大型連休があり、天気が気になる方も多いと思います。ウェザーニュースでは、随時最新の情報を精査し、予報を更新していきますので、アプリや配信記事などで最新の情報をこまめにご確認ください。

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