今朝の北海道は上空の寒気の影響が残った上に晴れて放射冷却現象が強まったため、内陸部を中心に冷え込みました。最低気温は旭川市で昨日の朝よりも3℃ほど低い－1.4℃を観測しています。

日が昇ってからはぐんぐんと気温が上がり、特に強い南西の風でフェーン現象が発生しているオホーツク海側で気温の上昇が目立ちます。未明の2時13分に最低気温2.1℃を記録した紋別市は、9時の時点ですでに15.6℃まで上昇。すでに昨日の同じ時間を6℃以上、上回る気温です。

午後も晴天が続きさらに気温が上昇する見込みです。オホーツク海側は特に気温が高く、網走市は昨日に比べて13℃も高い21℃の予想となっています。

そのほかの各地も昨日を上回る所がほとんどで、札幌市は5月中旬並みの18℃、旭川市は5月上旬並みの17℃の予想です。夜の冷え込みは朝ほど強くはありませんので、この後は比較的過ごしやすい陽気が続きます。
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