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大型で非常に強い台風1号 あす小笠原最接近 暴風雨に厳重警戒

2022/04/14 16:59 ウェザーニュース

4月14日(木)15時現在、大型で非常に強い勢力の台風1号(マラカス)は、日本の南の海上を北寄りに進んでいます。

今後は若干勢力を弱めるものの、明日15日(金)には強い勢力で小笠原諸島近海を通過する予想です。小笠原諸島では暴風雨や高波に厳重に警戒をしてください。

▼台風1号 4月14日(木)15時現在
 中心位置   日本の南
 大きさ階級  大型
 強さ階級   非常に強い
 移動     北北東 30 km/h
 中心気圧   950 hPa
 最大風速   45 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 60 m/s
>>最新の台風1号情報

小笠原諸島は明日午前中が荒天ピークに

15日(金)9時の風雨の予想
小笠原諸島にはすでに台風周辺の雨雲がかかり始めています。風も時折強まり、父島では12時59分に最大瞬間風速20.7m/sを観測しました。15時時点で父島を含め、小笠原諸島のほとんどが強風域に入っています。

台風は明日15日(金)にかけて北上を続け、強い勢力を保ったまま小笠原諸島近海を通過する予想です。

父島や母島には明日の昼前後に台風の中心が最接近する予想ですが、今回の台風接近時には台風の中心より東〜北側で特に雨雲が発達する予想のため、荒天ピークは午前中になるとみています。

瞬間的には35m/sを超える暴風が吹き荒れ、総雨量が200mmを超えるような大雨が予想されます。海上はうねりを伴った猛烈なシケとなる上、台風の中心が近づく際は高潮の危険性もあります。不要な外出は控え、屋内でも飛来物のおそれがあるため、窓からは離れて安全な場所で過ごすようにしてください。
>>雨風の強まる時間帯を確認

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風1号の名前「マラカス (Malakas)」はフィリピンが提案した名称で、「強い」を意味する言葉からとられています。
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