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今年の桜「開花早かった」の回答が約半数 特に九州は「冬の寒さ」作用か

2022/04/13 11:55 ウェザーニュース

今年の桜は冬の寒さで休眠打破が行われ、平年より早く開花したところが多い結果となりました。福岡など九州では例年より5日以上も早く開花しています。

すでに桜シーズンが終盤の東日本や西日本のウェザーリポーターの皆さんと一緒に、今年の桜を振り返ります。

開花の時期 九州では特に早い傾向に

開花の時期 調査結果
ウェザーニュースアプリの利用者に開花の時期について調査を行ったところ、約半数(47%)が「早かった」、約2割(23%)が「遅かった」と回答しています。

特に、九州は6割超が早かったと回答し、他のエリアより「早かった」の割合が高い結果となりました。

今年は全国に先駆けて3/17に福岡で開花し、九州各地で続々と開花しました。記録的に早かった去年ほどではないものの、福岡・佐賀・宮崎・鹿児島で例年より5日以上早く開花しています。西日本・東日本の九州以外のエリアで例年より5日以上早く開花した地域はありませんでした。

寒さでしっかりと休眠打破が行われた

桜の開花と気温
桜の花芽(成長すると花になる芽)は前年の夏に作られ、晩秋から初冬にかけて寒い冬を越すために休眠に入ります。その後、真冬に一定期間、厳しい寒さにさらされた後に気温がグッと高まった段階で休眠から目覚めます。これを「休眠打破(きゅうみんだは)」といい、開花に向けて成長が再開します。

つぼみの成長が再開した後も、気温の影響を大きく受けます。春にかけて気温が上昇するに従って花芽が成長し、日最高気温の積算が一定の値に達すると開花します。つまり、休眠から目覚めた花芽が成長を再開してからは、暖かくなるほど開花が早まるのです。

西、東日本は昨年末から今年の2月にかけて寒気の影響を受けて気温が下がり、しっかり桜の休眠打破が行われていたと考えられます。冬に冷え込みが強まらずつぼみの生長が順調に進まない年が多かった九州でも、今年は休眠打破が効いている可能性があります。

3月に入ると気温がグッと上がり、暖かさでつぼみの生長が進んだと考えられます。

桜のキレイさ 9割以上の人が今年も美しく感じる

今年の桜がキレイだったかについては、「例年並み」が77%、「例年以上にキレイ」が18%となり、9割以上の人が今年も桜が美しいと感じた人が多かったようです。

寄せられたコメントには「見頃や満開の時期が長かった」「卒業式と入学式が桜で彩られた」というものが多くありました。

さらに詳しい今年の桜のまとめは5月頃に発表します。

地球温暖化の影響で、数十年の期間でみると桜の開花時期は早まっていますが、冬の寒さや春の暖かさによって桜の見頃時期は前後します。

みなさんは今年の桜を存分に満喫できたでしょうか。この先は桜前線が北日本を北上していきます。寒い冬を耐えて咲き誇る桜を楽しみにしたいですね。
» 花見・桜名所情報や届いた桜のリポートを見る

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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
ぴかっちさん

参考資料など

「開花の時期は?」調査日時:2022年4月11日9時〜12日9時/回答数:6,330人/選択肢:早かった、遅かった、その他、わからない
「今年の桜はキレイだった?」調査日時:2022年4月11日9時〜12日9時/回答数:7,110人/選択肢:例年以上にキレイ、例年並み、あまりキレイではない、わからない